神奈川県央エリアに28万5500部ポスティング配布している地域密着型フリーペーパー

  • トップページ
  • リベルタとは
  • ポスティング
  • チラシ制作
  • スタッフ紹介
  • Q&A
  • お問い合わせ
  • 今週のリベルタ
  • リベルタバックナンバー
  • レシピ
  • いきいき人
  • リベレター
  • イベント情報
  • スタッフブログ
  • お客様の声
  • 配布員募集
  • お問合わせ
  • LNAVI
  • リベルタフレンズの皆様へ
いきいき人

日本一の洋らん職人

いきいき人
㈲座間洋らんセンター
専務 加藤 春幸さん

先月28日に開催された「全国花き品評会」で、座間洋らんセンターの「マダムバタフライ」が日本一に当たる農林水産大臣賞に選ばれました。

 生産者の加藤春幸さんは同センターの2代目。東京農業大学を卒業してすぐ、実家の洋らんセンターで働き始めた頃に主に扱っていたのはカトレアで、胡蝶蘭はほんの一画だけ。しかし、「とにかく品種改良に挑戦したかった。カトレアは品種改良に20年かかりますが、胡蝶蘭だったら10年。そしてカトレアのマーケットは日本だけですが、胡蝶蘭のマーケットは世界。いずれ世界と勝負するなら胡蝶蘭しかない」と胡蝶蘭の栽培を本格的に始めます。

 それから5年後の2009年、世界初の黒い胡蝶蘭「チョコレートパール」で初めて日本一に。そして今年、新品種となる花びらが全方向に広がった胡蝶蘭「マダムバタフライ」で2度目の日本一に輝きます。業界に新しい風を起こし、なおかつ品質が高いことが評価された結果でした。

 「3年前、黒は業界のタブーと言われていました。でも『上品な黒い胡蝶蘭ができれば、きっときれいだろうな』って。今年は『花びらが大きく広がった胡蝶蘭をつくってみたい』と。蝶々のようにきれいに広がった花びらを見た瞬間、うれしかったですね」。
 決して賞を取ることが目的ではないと話す加藤さん。「大会はあくまでも自分の力量を測る物差し。お客さんに質の高い洋らんを提供できているか。お客さんに喜んでもらうことが生きがいですから」。

 2012年12月30日まで「洋らんフェア」を開催中。座間市栗原947。☎046-251-3428。

引き際の美学

◆松和電子システム㈱
会長 武田 全巨さん



【プロフィール】 大手通信会社の営業を経て、1971年業務用無線機の会社を創業。以後、自治体向け防災無線、防災カメラなどのシステム機器からドコモショップの経営まで業務を拡大。2011年2月に創業40周年を迎え、2013年4月に引退し代表の任を息子の功成さんに引き継ぐ。1936年生まれ。

大和市に本社があり、東京に支店を持つ稀有な松和電子システム㈱(大和市鶴間)。業務用無線機やドコモショップの経営などで成長し、2011年に創業40周年、昨年4月には創業者である武田全巨さんが社長を引退し、会長となりました。
元気に40年以上続く会社の秘訣とは? 武田さんに経営哲学を聞きました。

★ゼロからのスタート
父親が国鉄に勤務し、転勤が多かった少年時代。すぐに人と打ち解けられる性格で、大手通信企業の営業として就職。東京エリアで大手企業の契約をどんどん新規開拓して行きましたが、社内の勢力争いに嫌気がさし、自分で会社を立ち上げることに。「正々堂々」をモットーにしている武田さんは、前職の商圏ではない神奈川でゼロからのスタートを切り、創業時の誓い「3年後には東京支店を出す」を有言実行しました。
現実は厳しいものでしたが世話になった知人が大きな仕事を紹介してくれたり、同業者もとても親切にしてくれ、精神的に大きな支えとなりました。

★1対3対9の法則
会社が大きくなるほど自分の力ではどうしようもなくなる。そういうとき、いかに社員と心を一つにして引っ張っていくかが5年、10年、20年後に大きな違いとして現れると言います。武田さんは、それを「1対3対9の法則」と呼びます。社長が3人の片腕を持ち考えをピタッと合わせる。その3人の部下がさらに3人ずつ部下を持ち気持ちを一つにして仕事を進める。そうすることで会社の理念や方針が全社一丸となって進むことができると言います。
これまでの42年間で、一度だけ賞与を出せないことがありました。朝礼でボーナスはなしと発表したときの血の気が引いた社員20人の表情は忘れられないと言います。「ボーナスも払えない会社にはいられない」と、その日のうちに2人が辞表を提出。「家や車のローンで厳しい」という社員の本音を知り、余裕を持った「のりしろ経営」をするように。新社屋を作った時も借金はなし。支払いを早くすませることで、周囲も信頼し、協力してくれるようになったと言います。

★社長の引き際とは
「社長の引き際はとても大切です」と話す武田さん。遅かれ早かれ引退は誰にでも訪れるものだし、社長を引き継ぐなら元気なうちに実行し、一歩ひいて後ろからじっと見守ることが必要と考えました。引き継いだら口を出さず聞かれたら相談にのり、答える。そうしないと、若い人材がいつまでたっても育たないと話します。
2013年4月、武田さんは息子の功成さんに代表の任を引き継いで引退しました。ゼロから立ち上げ大切に育ててきた会社を引き継いだときの喪失感はとても大きく、気持ちを切り替えるのに半年かかったそう。会社経営は武田さんにとって人生そのものでした。

★地域への恩返し
それでもしっかり引き継ぐことができたので、今は会社の経営に心配ないと話す武田さん。今後はお世話になった地域に恩返しをするため、ますますボランティア活動に力を入れるそう。5月10日、11日に開催される大和市民まつりでは実行委員長を引き受け、4月14日には大和商工会議所20周年の記念式典で配布する記念誌の制作を手掛けています。今後も、忙しい日々はまだまだ続きそうです。

心に寄り添う看護を

横浜相原病院
看護部長 古口 尚美さん



【プロフィール】 昭和33年生まれ。趣味は旅行と生け花。「今後は、歌や絵手紙、陶芸にも挑戦したい」。
◆横浜相原病院 TEL045(362)7111

「人の役に立つ仕事をしたい」と、小学生の頃に看護師になることを決意し、看護科のある高校へ進学した古口尚美さん。最初の実習先で出会った指導担当者が「今でも理想の看護師」と話します。「こちらのやりたいことをきちんと聞いて、応えてくれる。看護師は、患者さんが『いま困っていること』を引き出し、手助けするのが仕事。たとえ5分でも真剣に向き合えば、人は変わります」。 精神科を選んだのは、実習時に患者に言われた「勘違いするな」のひと言で「患者さんを気の毒だと思っていた」自分に気付いたことがきっかけ。「精神科の患者さんは、それぞれ奥深い世界を持っている。目に見えている状況からその感性を理解し、寄り添うことが大切で、わかり合えた時が一番の喜び」と話します。
患者以外にも、多くのことを教わったのが、知的障がいを持つ高校3年生の息子さん。「障がいもひとつの個性。ほかのお母さんにはできない体験ができて得していますよ」と笑います。「成績が良い悪いなどで一喜一憂するのも、いわゆる『普通』のカテゴリーの中のこと。そのカテゴリーに入れない人もいる。毎日会話できるだけで幸せなんです」。
ケアマネジャーの資格も持つ古口さん。「相原病院らしい訪問看護・介護のチームを作る」のが次の目標。「地域への恩返しのため、患者さんを待つだけではなく、積極的にサポートしていきたい」。 不意に降りかかる困難も、受け止め、寄り添い、立ち向かうやさしさと強さにあふれた女性です。

地元の学生服店で60年

有限会社田原屋
代表取締役 多田明さん



【プロフィール】  叔父から大和の「㈲田原屋」を継ぎ、ひばりが丘などへの移店を経て、現在は座間店と大和店の2店舗を妻、息子と共に経営。同社の代表取締役以外に座間市商工会の栗原支部長などの役職も務めています。綾瀬生まれ、76歳。

 座間市と大和市で学生服の販売を行う、「㈲田原屋」の多田明さん。地元密着の学生服店で、60年間販売に携わっています。今月、独自の経営理念により個性のある店づくりで地域経済の発展に寄与している小売店に贈られる、「県優良小売店舗表彰」を受けました。「これまでもいろいろと賞をもらってきましたが、格別にうれしい。これをきっかけにお客さんが増えてくれたら」と話す多田さん。制服を発注する学校の校長などからお祝いの声が届いたそう。
 田原屋のモットーは「良い物を安く」。大型店ができても、その信念を守り続けてきました。来店したその日に直し、ネーム入れを行うなどの手厚いアフターフォローも田原屋ならではのサービスの1つです。「靴下を無料であげたこともあるんですよ。そうしたら『なかなか穴が開かない』と評判が良く、リピーターができました」とのエピソードも。
 「お客さんやパートさんの生の声から知恵をもらい、新しいことにチャレンジし続けたい」と今後について語る多田さんは、常に前向き。「笑顔で元気が1番」とお客様との会話を大切に、時には大好きなカラオケやお酒でリラックスしつつ、地元で愛されるお店づくりを続けていきたいと話します。
 TEL046(254)5122、田原屋座間店。

大和は日常風景の宝庫

漫画家
大澄 剛さん



【プロフィール】  23歳で漫画雑誌「IKKI」の新人賞を受賞。著書に「家族ランドマーク」「少年少女ランドマーク」「千代に八千代に」「このゆびとまれ」など。昨年「大和市文化芸術顕彰」受賞。大和市在住。

 超人気子役の野望を描いた漫画「このゆびとまれ」。第2巻には主人公・恵那が高座渋谷の「肉の太田屋」らしき店のメンチカツをほお張るシーンが…。大澄さんの作品には南林間駅やカフェ、公園など大和市内の風景をモデルにしたシーンがあちこちに登場しています。
 静岡県生まれ、大和市で暮らして11年。「大和市はどこへ行くにもアクセスがいいし、自然も公園もいっぱい。散歩しながら『ココ!』という場所はカメラにおさめます」と笑います。心のひだにそっと触れ、懐かしさに心がキュッとする、そんな大澄さんの作品には、目立たないけれど「故郷で見たような」と記憶をくすぐる大和の日常風景がぴったりなのかもしれません。
     「今後は泉の森や千本桜なども登場させたい。商店街モノとか描けたらいいなあ」と構想を膨らませます。

漫画で大和を盛り上げる

漫画家
村瀬克俊さん



【プロフィール】 「福輪術-ふくわじゅつ-」で、第8回ジャンプ十二傑新人漫画賞佳作受賞。「週刊ヤングジャンプ」で「モングレル」を連載、全4巻。現在は「少年ジャンプ+」で「カラダ探し」を連載中。大和市在住、35歳。

  昨年秋に、大和市内を中心に優れた創作活動を行っているアーティストをたたえる「大和市文化芸術顕彰」を受賞した漫画家・村瀬克俊さん。「大和市立病院生まれで、桜丘小、上和田中出身の生粋の大和っ子。飛行機の音を聞きながら育ちました!」と話します。  趣味は「アンディ・フグのかかと落としに憧れて始めた」という格闘技。自身が通う市内のキックボクシングジム「リフレック」は著作「モングレル」のモデルとなっています。村瀬さんひいきの居酒屋や、大和駅前プロムナード、引地台公園などが登場するシーンも。「ウチも描いてって言われるとうれしいですね」。  現在はホラー作品を執筆中。「昨年、子どもも生まれたし、活動の幅を広げたいと思って。今後は地域のイベントのポスターなど手掛けられたらいいですね」と話してくれました。