2018年9月27日号

 9月26日から応募が始まった、オリンピック・パラリンピックボランティア。その募集要項に問題があると、世間から疑問が挙がっている▼10日間以上、1日8時間程度の勤労が条件。規定の交通費と食費は出るが、宿泊費などは払われないようだ。学生は「行きたくても全日程を東京で過ごす余裕は無い」と話す。とあるアンケートでは、半数以上が「参加したくない」と回答した▼「ブラック」「やりがい搾取」という批判に「やりたくなければ申し込まなければ良い」とIOC副会長。高圧的に話すその姿は、意見を抑圧しているようにも見えた▼ボランティアとは本来自発的に行うもの。強要ではない。お互い納得のいった活動になると良いのだが。 (巴)