頑張ったもん負けになっていないか?

成長しない企業は
頑張ったもん負けになっているのではないか?
と感じることがあります

会社は個人の集まりですから
もし人数が同じままだったら
個々のスキルアップや業績アップに比例して
会社全体の業績もアップするはず

もちろん
売れる商品を開発できたとか
利益を出しやすいビジネスモデルを構築できたとか
人を増やさずとも
もしくは
人が減ったとしても
売上げや利益が増えることはあります

まあ
そもそも自社でそういったものが叶えられる企業なら
成長していると思うのですが・・・


頑張ったもん負けって何かというと
頑張ることが損になる
ということ

できる人ややれる人を
やらない人に合わせる
ということ

例えば
会議を9時に始めましょう
と決める

参加者10人のうち
3人は毎回9時に会議室でスタンバイしているが
7人は毎回遅れてくる

これが常態化してきたとき
7人が時間通りに来るためにどうするか?
を考えるのではなく
9時に始めるのをやめましょう
となる

例えば
みんな週イチでブログを書きましょう
と決める

3人はブログを書き続けるが
7人は数回書いて書かなくなる

これが常態化してきたとき
7人がブログを書けるようになるにはどうするか?
を考えるのではなく
全員ブログをやめましょう
となる

できている方の3人は
なぜやるのか?という意義を自分の中に落とし込み
できるように自分なりの工夫や努力をしているでしょう

だからこそ
小さいことでも
「工夫や努力の結果」を感じているでしょう

何かを新しく始めることは
大小あれ
労力を伴ないます

しかも
1回2回で目に見えて成果がでることなんて
ほぼありませんから
続けている人しか成果は実感できません

でも
やらない人に合わせましょう
となる
やらない方がラクだから

そしてそういう人に限ってこう言います
「やっても意味ない」

続けている3人からすれば
苦々しい決断ですし
続けたことの効果を感じていれば
受け入れがたい言葉です

それに抵抗しても
多数派の「やらない派」が
優勢になると
「やらない方が得」になります

この頑張ったもん負けが常態化してくると
できている方の3人は
より自分の努力が実る環境
つまり
頑張ったもん勝ちの環境に移るでしょう

すると優秀な人材が根付かず
ルーティンの仕事を好む人材が残る

そして
現状維持はできるが成長はしない
という環境が醸成されます

もちろん
成長しない理由はこれだけではありません

でも
人が育たない
育った途端辞めていく
優秀な人間が残らない
と悩んでいるなら

頑張ったもん負け
挑戦したもん負け
できているもん負け
になっていないか?

と省みてみる必要があるかもしれません

その上で
できる方の人たちが
もっとできるようになる方法を考え

やらない人たちを
ひとりずつ
できる人に変えていく方法を考えてみてはどうでしょう

その方法は私も模索中ですが・・・

頑張れば必ず結果が付いてくるなんて
さらさら思っていません

でも
頑張ったもん負けは
キライです