稀勢の里が勝った!

 「パソコンで大相撲が見たい。何とかしてェ!」
私の叫びにデザイナーが即、対応。5時を過ぎたころにはとうとう落ち着きを失った。
続いて、「もし、勝ったら乾杯。誰かビールの用意を・・・・」と。

 日本人の快進撃が続き、国民を沸かせていることをウチの社員は関心はなし、か。
「あのね、私は別に相撲ファンじゃないのよ。でもでもみーんな嬉しくない?」
ポカーンと。でもビールは飲みたいらしい。

 ポステイング事業部の稀勢の里によく似た体形の彼を2階の事務所から呼んだ。「すぐ来て・・・」
彼は何事かとやってきたが、これまた関心なく、直ぐに帰っていった。「応援をしてあげて!!!」。
「ハイ・・・・・?」   あんまりだ。

 私は、身体は大きいがおそらく気が小さいであろう(勝手に思っている)稀勢の里に
何とか勝っていただき、日本中を沸かせてほしいと真から願っているのだが。Wカップの女子サッカー大会に似た想いである。

 日本の相撲って「国技」である。素っ裸のような状態で何にもつけないで身体じゅうでぶつかり勝敗を決める。そんなスポーツって他にあるだろうか。
 よーく考えると恥ずかしい恰好であるが、日本人魂がそこに隠されているのだ。大きな体を作り、
柔らかい肉体をつくりあげ、あの手この手で相手を倒す。小さい人だって大きな人を倒す。
 そこには人生を教え導いてくれる技があるのかもしれない。

 明日、明後日、明々後日3日間 祈りをささげてみたい。私なりの恰好で。