小学生集団の光景

ここ最近、小田急線車内で校外学習に向かう小学生の集団によく出会います。

事前の指導が行き届いているのか、ほとんどおしゃべりしない子どもたちもいますが、
中には、指導教諭もほったらかしで、周囲の乗客が目をひそめている光景も。
「一般の人に迷惑だから、複数の学校が一緒に団体専用車を使えばいいのに」という、大人のささやきが聞こえました。

校外学習や遠足の意義に、一般社会の中で公共性や他人への気配りを経験させることも含まれるでしょう。団体専用車のように隔離して移動ではなく、車内でどうすれば他の乗客に迷惑がかからないかを体験させ・指導する機会として重要です。
周囲の大人も、少し温かい目で見る必要があります。


<車内での光景1>

先日の光景で、ある女子児童は電車が動き出す時や電車がすれ違う度に「怖い」を連発。
教諭が本人に聞くと、家の車しか乗ったことがなくて、初めての電車、しかも立ちながらの体験に戸惑ったようです。でも、次第に声を出さなくなったのは、電車の揺れにも慣れてきたからでしょうか。

「家が駅から遠くて車しか利用しない」「対人恐怖から電車に乗れない」など、電車に乗らない事情はいろいろあると思います。ただ、小さい時から外出には鉄道やバスを使っていた自分にとって、電車に乗ったことのない小学生にはやや驚いた次第。


<車内での光景2>

電車が揺れて、座っていた年配の女性に、小学生集団の女の子が倒れ掛かりました。「すみません」というその子に、「大丈夫? 何年生? どこまで行くの?」と声をかけ、女の子は少しはにかみながらも、きちんと敬語で答えていました。車内がほほ笑ましい雰囲気に包まれたのはいうまでもありません。